困難は、立ち向かう?逃げる?

おはようございます。

ふんわり~です(^▽^)/

 

昨日、学校で心理学の授業がありました。

内容は、「欲求と動機」でした。

今回の授業の中で興味深かったのが、「自己効力感」と「学習性無力感」です。

 

先に用語の説明をすると、

 ・自己効力感

 …自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、

  自分の可能性を認知していること。

 

 ・学習性無力感

 …長期に渡り回避困難な環境に置かれ、回避するために行動したにも関わらず、

  避けられない状況に置かれると、その状況から回避する努力をしなくなる。

 

 この話を聞いて、私が一番に想像したのが、

 この心理状態って、会社でうつや精神疾患を持つ状況に似ていると感じました。

 

 授業で話を聞いていると、物事を積極的に取り組めたり、

 パフォーマンスが高い状態は、やはり「自己効力感」が高い状態。

 ただ、自己有能感は、「自分が、自分はできると認知する」ということなので、

 この考え方からすると、そういう経験(できたという成功体験)を物事につけていく、ということにつながるのではないかと思います。

 そうなると、問題が発生した時に、「逃げずに、問題に立ち向かって成功体験を積む」ということが、大切なのだろうと言えます。

 

 う~ん・・・・"(-""-)"
 じゃあ、逃げてはだめなのか??
 でも、逃げないで、死んでしまっては意味がないのでは・・・???
 その場合はその場を去るって方法もありなのでは?
 困難は立ち向かう?逃げる?どっち・・・・・

 

 ここは、学生という特権をフル活用しましょう(笑)

 『先生!2つの選択肢の使い分けはどう考えたらいいのでしょうか?(*'▽')』

 以下、先生から頂いた回答を私なりに解釈しました

 (←私なりの解釈も入っていますのでご注意を)。

 

 まず、1番に考えることは、その人の安全性を優先する。

 マズローの欲求の5段階の下から2番の部分ですね。

 その理論からすると、安全性は人の欠乏条件に当てはまります。

 そして、人は自分の欠乏状態が満たされた状態でないと、自分の生き方や成長ということは考えられないという背景があります。

 ですので、先に「安全性」を満たすことが必要と言えます。

 

 また、追い詰められている人は、往々にして

 「通常より視野が狭くなっていて、物事を極端に捉える傾向がある」と思います。

 それは実体験として、私もありますね・・・(;^ω^)

 そういう状態だと極端な選択をしがちです。

 つまり、既にその人にとって、その場や人間関係などに「安全」を感じられない状態になっているということです。

 なので、その場合は「一旦逃げる」ということが必要です。

 その場から離れ、自分を受け入れてくれる安全な場にいれば、また通常の思考が戻ってくる可能性が高いからですね。

 

 第2に、環境や支援体制を整える

 問題に立ち向かえる状況というのは、

 ①周りの環境が安心・安全で、

  自分の意見が素直に言えたり、助けを求めることができること

 ②支援体制があったり、支援を受けられる環境がある、ということ

 につながると思います。

 自分にとって、うまくいく見通しが立たない物事に立ち向かうのは誰だって怖いし、嫌です。それに一人で立ち向かわなくていいんです。

 外部環境を整えて、少しでも将来に希望が見通せるようにするように、関わることが大切なのだなーと感じました。

 

 何度もいいます。

 難しいと思うことは、一人で全部頑張らなくてもいいんです。

 自分ができそう!と思える環境を作って、少しでもいい見通しを作っていきましょう☆